趣味の話 その2
こんばんはさとこまです。
前回、1月、2月の読書リストを書きましたが、4月も終わるという事もありアップデートしたいなと思います。
2ヶ月に一回自分で必ず公開すると決めると自然と読むという習慣にもなるので読書を始めたけいけど継続しないという人は記録を公開していくのもオススメです。
1.チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計
ソフトウェア開発におけるチームタイプ4つと3つ結合粒度のお話。
特に大きくなってしまった組織運営に困り打ち手を模索中の管理職は必読。
なんでもかんでもチームを連携させ、昭和的ステレオタイプの人も読んだ方がいい。
とはいえ、自分の組織を正しく書籍通り当てはめるのはかなり困難で過渡期を経ながらやらないといけない組織がほとんどな気がする。
- チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計
- 日本能率協会マネジメントセンター
- Digital Ebook Purchas
2.みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」
某みずほ銀行がなんですぐ障害が発生してそれが一向に良くなっていかないのかの歴史。
言ってしまえば、技術がわかるトップマネジメントが居ないのが悪い。の一言になってしまうが、事はそう単純ではない。
今まで必要なかったから居なかったので障害が発生してから責任者を置いた所でスケープゴートが出来ただけで事の解決には至らない。
昨今のサービス運用においてこれだけ技術が必要とされているにも関わらず、いまだに技術を魔法のように捉え、言えば簡単に出来ると思っている日本企業の多さがよくわかる。
ただ、チャレンジとしては素晴らしく5年後は一番よくなっているかもしれないなという可能性は秘めているなと思った。
- みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」
- 日経BP
- Digital Ebook Purchas
3.コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった
紀伊國屋でオススメされていたので読んでみた。
海上輸送する際に運ばれるコンテナの成り立ちからもたらした産業や世界情勢の話。
史実に基づいた話なので非常に興味深く読めました。
現代でもよくある既得権益や国の規制との戦い。
企業と労働者組合との対立。
随所で出てくる日本の話もなかなか親近感が湧いて読みやすい。
- コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版
- 日経BP
- Digital Ebook Purchas
4. 1兆ドルコーチ: シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え
シリコンバレー企業のCEO達のコーチングをしたビルさんのお話。
内容はよくあるコーチングやマネジメントの話。
書いてある内容はこう言った類の書籍を読んでいる人ならばあまり大きな気づきはないと思う。
ただ、内容はかなりわかりやすく噛み砕いてあるのでこれから管理職を担う人やあまり読んだ事がない人にはオススメ。
よくも悪しくもつまらず読める。
- 1兆ドルコーチ――シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え
- ダイヤモンド社
- Digital Ebook Purchas
と、振り返ってみると少し自分の領域の書籍ばっかりにかたよった2ヶ月間でしたね。
次の2ヶ月は少し散らして読みたいと思います。
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